2009年6月27日(土)群馬県榛名湖　榛名観光ボートさんを会場にオオツカオープントーナメント第3戦が開催されました。絶好釣の榛名湖ゆえに今回は40名を越えるお客様に参加していただきました。

全国区のブログなので榛名湖について少し説明させていただきますと、群馬県の伊香保温泉に近い標高1000mにあるカルデラ湖で最深部が12mほど。すり鉢状の地形で0～5mくらいまではウィードが生えているクリアレイクです。

バスの他にも氷上ワカサギ釣りが有名です。以前は子バスの数釣りで有名だったとよく耳にしますが、最近は数もサイズもよくかなり楽します。関東エリアでは全体的に山中湖に似ていますが、ボート屋さんの対岸は山が接近していてマウンテンリザーバーっぽい所もあります。ウィードやオーバーハングが多いのでトップウォーターの釣りが楽しめる貴重なフィールドです。

動力船は禁止されていてボートは手こぎ・足こぎのみとなっています。これが少しツライところではありますが、それ故にバスのコンディションがキープされている感じもうけます。

というわけで本題です。季節進行的にはスポーニング期終盤～アフター回復初期?そんな感じでポストスポーンの少し渋いタイミングだったように思います。それに加え昼までは快晴無風、いわゆるタフコンディションでした。並の湖では1本釣るのも厳しい感じですが、榛名湖のポテンシャルのおかげで終わってみれば43名中31名がウエイイン。リミットメイク5名と、タフコンディション+たくさんのボートのプレッシャーの割にはよく釣れた大会になりました。特大サイズは少ないこの湖、この時期は500～700台の魚が多く、700前後のバスを揃えるのが優勝に絡む感じでした。

上位3名のフィッシングパターン

今回のTOP3の皆さん

優勝:佐藤光さん　3466g　5匹

榛名湖マスターの佐藤さんが今回のイチバンエライ人でした。佐藤さんは朝イチから対岸へ渡りティムコシケーダーで速攻リミットメイク。その後、バークレーマイクロクローラー4インチ(GP)のダウンショットで同エリアのブレイクを丁寧に攻め700台で2本入れ替え。午前中の早い段階でこのウエイトだったそうです。常連さんらしい見事な流れでの優勝でした。

2位:田中章雄さん　3404g　5匹

62g差で準優勝の田中さんは、ホテル前～カッターのワンド沖、ボートポジションを5～6mにとって四方八方にSRミニ3/8oz・Dゾーン1/2oz・フナベイトをキャスト。表層～中層に浮く700フィッシュを朝の早い段階で4本キャッチ。表層付近の反応が無くなってからは、スピナーベイトを一旦ボトムにつけて巻き上げる方法で追加。アフター回復組を狙い撃つ見事なパターンで準優勝でした。

 3位:栗原広樹さん　3344g　5匹

栗原さんは朝イチから徹底した桟バス狙い。居るのは解るけど釣るのが難しい桟橋についてるバスをジャッカルネオンフリックのダウンショットで見事に攻略。榛名観光ボートの桟橋周りで数を釣りまくり最終的に3344gで第3位。殆どがフォール中に食べていたそうです。

なお、4位の元ワールドプロ飯塚充隆さんは学校方面にてサイトフィッシングメインで3260g、5位の私はカッター～国道下の0～1mラインをボディーワーム・ジャッカルピンテイルワームの表層ピクピクでした。というわけで上位5名は全員場所も釣り方も全くバラバラという面白い結果でした。さすが榛名湖いろんな釣りに応えてくれます。

KVD並の佐藤さんを止めて!

というわけでオオツカオープン2009も折り返し地点を通過、第2戦終了時にポイントランキング1位だった佐藤さんが今回は優勝!そして、次回も佐藤さんの得意な湖。どなたか佐藤さんの独走を止めて～ってな感じで、次回第3戦は7月25日に野尻湖で開催します。今回はペアトーナメントです!(検量は2人で一回です)。詳細ルールは近日中に発表いたしますので、よろしくお願いします。

最後になりましたが、今回もたくさんの賞品提供してくださった協賛メーカーさん、榛名観光さんありがとうございました!

大会スナップ

大会写真はGoogleウェブアルバムにアップロードしてあります。

第3戦成績表

暫定ポイントランキング

協賛メーカーさん(順不同敬称略)

• アングラーズリパブリック
• IOSファクトリー
• イマカツ
• OSP
• がまかつ
• ゲーリーインターナショナル
• ZPI
• ジャッカル
• スミス
• ダイコー
• THタックル
• DICTS
• 東レインターナショナル
• HIDEUP
• 八郎潟ボートサービスSTC
• ピュアフィッシング(バークレイ)
• マルキユー・エコギア
• 榛名観光ボート