高梨洋平の桧原湖情報2015 8月下旬編
8月31日までの桧原湖情報をお届けします。
お盆を過ぎてから寒い日が続き、一時は29℃まで上がった水温も20~21℃まで低下し、今はその水温で安定しています。
加えて減水も例年より早い事も手伝い、湖は例年より早く秋へと進行しています。
最近のガイドでも、28日は44本キャッチ等、夏ではあまり起こらないような「1つのピンスポット大連発」が頻繁に起こるようになってきました。
エリア的にはやはり前回と同じく、回遊するワカサギとバスが一時的に溜まり、フィーディングに入るようなハンプ下のフラットや溝、湧水等です。
ただしこれらのバスは非常に動きが速く、朝、午前、昼、午後、夕方と刻々と動いて行くので、1日中同じスポットで釣れる事はレアケースです。
午前中爆釣しても、午後入り直したら完全パワーダウン・・・という事が普通で、そんな時はそこに固執せず、柔軟にバスとワカサギを探し直す必要があります。
現時点では相変わらず、ロングリーダーのダウンショットがキャロ等よりも良い日が多く(あくまでも状況次第ですが)、ワームもガルプマイクロクローラーやベビーサーディン、プロトの2.2インチフラッシュストレート等の細身のシルエットの物がバイトが多く出る傾向にあります。
バスがワカサギの群の近くに居るけど、それを食っていない時。目線がボトムの時等は逆にライトキャロの出番です。
また、いよいよ横方向のスイミングアクションにも反応が出て来ています。
ダウンショットやライトキャロで取り入れるのもアリですし、スイミングをメインにするなら、フラッシュストレート4.3やスイミーバレットのネコリグがよく釣れます。
フットボールも相変わらず好調で、こちらの食わせ所は基本ボトムですが、浮いている魚、上を向いている魚を跳ねさせて見つけさせ、ボトムまで追わせて食わせるイメージです。
ハマるとフットボールで6連発なんて事もありました。
また、ガイドではあまりやりませんが、Kー2ミノーやアイスクリームビルスレッジ等のドラッキングも威力を発揮する状況ですよ!
難しい一面もありますが、ホットスポットを見つけ出せば1ヵ所大連発も狙える秋の桧原湖。
十分に暖かい服装でお越しください!