高梨洋平の桧原湖情報2016 10月中旬編
皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。
10月12日までの桧原湖情報をお届けします。
今年はなかなか秋らしい気候にならず、10月6日の台風が来るまではまだ水温も20℃以上あり、本来湖の季節が晩秋を迎える頃になってもなかなか水温が着いて行かずにどっち付かず・・という状況が続いていましたが、台風通過後に一気に気温が下がり、いよいよ本格的な晩秋へと季節が動いて来ました。
しかしそれでも、最低気温こそここ数日は0~3℃程と寒くなってはいますが、水温は12日の時点で17℃。
時期的にも、ここ数日の天候的にも晩秋。しかし水温はまだ少し高め。
よって、バスの状態や居場所も秋本番~晩秋、初冬と、バラけている状態です。
とはいえ、最もバスが多く釣り易いのは晩秋の季節感に当たる越冬場所隣接のフラットやバンク、岬等。
本格的に越冬場所で越冬モードに入りつつあるバスはまだ小型の個体が多く、良いサイズが越冬モードになるのはこれからとなります。
越冬モードに入る前の晩秋のバスを釣るのに面白いのはやはりジャークベイトやディープクランク。
本日12日のガイドでは、ターンオーバーにより湖の水が混ざり合った事でバスが中層にサスペンドを始めたため、HUクランクとブリッツEXDRで狙う事が出来ました。
こういっためディープクランクはミドル~ディープの中層狙いに強く、3m以浅のシャローフラットではビジョンワンテンやレスト108等のジャークベイトの出番となります。
ディープをライトリグで釣る際は、この時期になってくるとバスの意識が徐々にワカサギから離れ出すため、それに伴いワカサギを意識した狙い方をするよりエビやゴリを意識した釣り方に分が出て来ます。
アバカス2.8のイモキャロや、スワンプマイクロ、フラッシュストレート2.2(プロト)のワッキー掛けショートリーダーダウンショットでのボトムの釣りがこれに当たります。
ここ数日の水温低下で、威力に陰りが見えているものの、今後の天候次第ではまだ効く可能性があるのが表層系。
ハンクルジョーダンやレーシングワカサギ、K-1マック等が良く釣れます。
水面が静か等時はジョーダンやレーシング。
波だった時等、ルアーを目立たせたい時はK-1マック等のスイッシャーの出番となります。
桧原湖、まだまだ面白いバスフィッシングが出来ますが気温は非常に低いです。
防寒対策はしっかりとしてからいらっしゃって下さい!