高梨洋平の桧原湖情報2016 10月下旬編
皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。10月30日までの桧原湖情報をお届けします。
いよいよ桧原湖シーズンも終盤。釣り人もだいぶ少くなって来ました。
しかし個人的には、今が桧原湖シーズン中で1、2を争う程に大好きなシーズン。
晩秋のハードベイトシーズンです!!
主に使うのは3アイテム。
ユニオンスイマー、ジャークベイト、ディープクランクです!
ユニオンスイマーは主に、バスが浮いて来易いコンディションで使用。比較的表層の水温が安定していたり、晴れて風が吹いている時等がそれです。
使い方は基本的にやや遅いピッチでの2ジャーク、1~2秒ステイの繰り返し。
最近では晴れて暖かい日が続いた26、27日がユニオンスイマー炸裂day。
数、サイズ共に他のハードベイトを出し抜きました。
使うシチュエーションとしては、ワカサギが多く居る4~5mくらいまでのフラットや岬、もしくは急深なバンクでやはりワカサギが多く岬やロックが多い所です。
ジャークベイトは、水温低下や天候悪化等が原因でユニオンスイマーにバイトはあるけどフッキング率が悪い時やバイトが少ない時が出番。
ユニオンスイマーよりもリアクション要素を大きくしてしっかり食わせるイメージです。
ユニオンスイマーで釣れている時にもジャークベイトは効きますが、平均サイズはユニオンスイマーよりも下がりますね。
主に使うジャークベイトはビジョンワンテン、ワンテンプラス、レスト108。
単純に水深による使い分けです。また、レストよりワンテンシリーズの方がダートするので、よりリアクション要素を上げたい時はワンテン、そうじゃない時はレストという使い分けも出来ます。
ちなみに、スモールマウス狙いだからと言ってルアーサイズを下げてはいけません。
低水温期だからこそ、大きめのルアーが持つ「ボリューム感のリアクション」が効きます!
ユニオンスイマーも一緒です。
こちらは水深2~3mがメインで、フラットやそれに絡む岬等の地形変化を狙い、やはりワカサギの存在が必要です。
ワカサギはとにかく、風と流れが当たったり巻いたりしている所を探して下さい!
ディープクランクは、やはりバスが浮いて来やすい晴れて風が吹いている時に使うのがベストで、4~6mの中層で使います。
これはユニオンスイマーやジャークベイトとの使い分けというより、同じ状態だけど居る水深が違う魚を狙う感じです。
もちろん、ユニオンスイマーやジャークベイトの水深まで浮いてこない、魚が少ない時等はディープクランクの出番ですね。
特にバスの浮きが良くない時は、ド中層よりもなるべくボトム付近まで潜らせるのが良いですね。
使うのはHU300~400、ブリッツEXDR、ディープX200等。
通常使用頻度が高いのはHUシリーズとブリッツで、特にベイトが多かったりバスの活性が低い時は、動きが少し大きくラトル音が大きいディープXの方がように感じます。
こういったハードベイトの釣り以外にも、ディープの越冬場所のパターンは今がちょうど、ライトリグで良いサイズが狙い易い状態です。体力がない小バスは完全越冬モードに入りつつあり、より深いレンジに落ちてライトリグへの反応が悪くなるからです。
水深は重荷6~10mくらい。小バスはもっと深めに多いです。
リーダー3~10㎝くらいのショートリーダーダウンショットのボトムでのシェイクが定番ですよ!
非常に面白い晩秋の檜原湖ですが、寒い事に変わりはないので(笑)
真冬の防寒でお越しください!