これがトッププロの凄さ!8月下旬の榛名湖
8月頭のディープ・スコーン炸裂から早3週間経ちました。お盆過ぎの山上湖は一気に秋めいて来る・・ハズですが、今年の残暑はハンパじゃないですね。標高1000m越えの榛名湖もまぁまぁ暑かったです。
今回は社長と同船しました。私が夏にやっているディープスコーンとフットボールの釣りを社長に教えるのが目的です。なので2人ともタックルはそれようのみで出撃。
午前中雨の予報もスーパー晴れ男はそれを覆し、例によって快晴無風・・・

でも、ディープの釣りはこれくらいがレンジを絞りやすい・ハズでしたが、前回良かった水深・場所・釣り方では全くのノーバイトでした。
てっきり「より夏へ」移行したものと想定していたのですが、どーやら地上のそれとは裏腹に、水中では秋っぽくなっているような感じ?魚たちは日照時間変化を感じてるんですかね。
という感じで私に最初の1匹が釣れたのが9時過ぎのスロースタート。
そして、バイトの遠さに寝ているか電話してるか食べているかで、殆どロッドを振っていなかった社長にも10時過ぎにようやく1匹目がヒット。
で、ここからがプロの本領発揮!
1匹でも釣ったら、その時と同じ動作を完璧にこなせるんですよね。釣りの動作のパターン化精度がハンパなく高い。仕事柄色んなプロの釣りを見てきましたが、大塚茂はその「精度」がかなり高いと感じます。そして1匹釣ってからの集中力がハンパ無い。アジ釣りでもマス釣りでも同じようなシーンを何度も見てきました。

ってな感じで、ちょっとでも駄目そうな場所だとすぐに後ろで昼寝もしくは飲食、良い感じの場所に来るとムクッと起き上がって一投目からヒットして3連発!とか(笑)教える立場が教わる立場に大逆転!

私は6本、社長は倍以上のヒット数。さすがです。参りました。
全体的に、8月頭に来たときは
・ディープフラット、ディープの地形変化
・スコーンリグの横~斜め引き、フットボールの縦の釣り
が効果的でした。普通にスコーンリグの横引でズドン!ってのが多かったです。
今回は
・フラットは全く駄目、地形変化でバイトが集中
・横引や遅いフォールはダメ、速めの縦の釣り
釣れた水深は前回より浅かったけど、釣り方は夏っぽい縦のリアクションという感じでした。
そーいえば、伊勢崎チームも浮いていましたが・・・たぶん彼らの中では「無かった事」になっていると思います。更に、この日は某エリート釣り専門学校から熊谷店にインターンで来ている若者も「初・榛名湖」で出船しました。エリート学校の現役トーナメント専攻ということで「35cm以上を10本」のノルマを課したのですが、さすがに暑すぎでシャローのみの釣りは厳しかったようです。それでもK-Iマックで3本キャッチ。この暑さ+初めての榛名湖チャレンジにしては上出来ですね。次回は魚探積んでリベンジするそうです。若手パワーに期待!
今回のヒットルアー

私はあれこれ使って6本でしたが、社長は全部の魚をイマカツ・ゴブリンヘッドジグ ゲーリージャンボグラブ#194で仕留めました。ジャンボグラブは途中でワンパック使い切り。2人ともベイトフィネス時代に逆行してMHロッドにラインはフロロ16lbs。リールはスーパーハイギアがお勧めです。

