高梨洋平の桧原湖情報2017 5月下旬編
皆さんこんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。5月27日までの桧原湖情報をお届けします。

ここ数日、桧原湖は春爆(晩春爆?)中!
直近では24日約40本。25日も約40本。そして26日は52.5cmを頭に40アップも多数で62本!!という釣果が出ました!



24日と25日はレーシングワカサギやジョーダン、アバカスシャッド2.8、スタッガー2.5を使った表層がメイン。26日は表層の他、フラッシュストレート4.3のネコリグを使った「ボトムスクーリングパターン」で40アップ~50アップのラッシュとなりました。
大潮が絡んでいるからか、ここ数日で季節が目に見えて進んでおり、現在は第一陣の1回目のスポーニングがおおむね終了。オスがネストを守り、メスは半プリとなり次のスポーニングを控えた状態です。
ちなみにメスはだいたい2回に分けて卵を産む事が多く、一春に2回産卵する個体が多く居ます。その1回目のスポーンを終えて、2回目を控えているメスの個体を「半プリ」と呼んでいます。
第2~3陣の小型の個体はまだ産卵をしていないプリスポーンの個体がほとんどなため、今の桧原湖は半プリ、ネスト、プリが混在しています。



そんな状態のバス達を狙うのに面白いのはやっぱり表層。先述したルアーを表層でゆっくりゆっくり真っすぐ巻いて来ます。
この釣りでとにかく慣れが必要なのがフッキング!スモールの表層の釣りは基本、即アワセです。即アワセを決めるために必要なのがラインメンディング。いくら即アワセをしても、ラインが弛んでフッキングパワーが伝わらないorワンテンポ遅れてしまってはなかなか掛ける事が出来ません。キャスト後、ラインスラッグはなるべく出さないようにして、ロッドもラインと一直線になるよう構えているとフッキングストロークが長く取れますよ!
まずは基本、水面に浮くモデルを使ってみてなかなかバイトが乗らなかったりチェイスのみで終わってしまったりしたらゆっくり沈むタイプを使ってみてください!
風や波等で全く動かないI字系ルアーではアピールが足りない時等はアバカス2.8の表層引きやK-1マック等のプロップベイトを使ってくださいね。


また、これからしばらく続くパターンが「ボトムスクーリングパターン」
現在の半プリ~アフタースポーン期のメスはハードボトムや地形変化を群れで回遊する事が多く、それらのバスはとにかく表層orボトムのどちらかに好反応。バンク系の魚は表層、フラット系はボトムといった感じです。
このパターンで使うのがフラッシュストレート4.3のネコリグ。これをボトムから離さず、ボトムで立たせて目立たせて見付けさせて食わせるイメージです。
この時期にボトムを釣っていると、どうしてもネストのオスの可能性は拭えないのですが、このパターンはワンスポットでグッドサイズが何本も釣れてくるので、明らかにネストではなくスクールで回遊しているバスだと分かります。
26日はこのパターンで40㎝~52㎝が入れ食いました。このバス達がアフターとなる6月中旬頃までは続くパターンなので、皆さんもぜひトライしてくださいね!
ちなみに、釣れているレンジは1~3mですよ~(^^)


