高梨洋平の桧原湖情報2017 5月前半
皆さんこんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。
5月前半までの桧原湖情報をお届けします。
4月末〜5月前半の桧原湖は・・とにかく難しい日が多かった!(笑)
特にゴールデンウィーク期間中は多くのアングラーが湖に出ていましたが、連日ノーフィッシュの人が7割くらい!?という厳しさでしたね(汗)
しかしよくよく考えてみれば、今年は解氷が遅くまだまだ氷が溶けたばかりという状況。
という事は、晴れた日が続いて水温が温まってもそれは表層水のみで、ちょっと深い所になると温まっていない冷たい水が存在し、それが風等によって撹拌されれば、温まっていた表層水の水温も低下して厳しい状況になるのはいつもの事。
今年は氷が厚く解氷が遅かった一方で、連日気温は暖かかったため、そんな水の撹拌がより激しい水温変化を伴ったため、これだけ難しい日が多かったのかな?と思っています。
どんなに水温が低くても、安定さえしていれば春のスモールマウスは釣れます。
だって、氷をボートで割りながら進んだ4月29日は普通にいっぱい釣れましたからね!(笑)

見にくいですが、凍ってます(笑)

しかしそんな日でも1〜3mの浅いレンジで数もサイズも釣れました!この日は釣果の半分が40アップ!


が、しかし(笑)
これ以降は水が混ざってひたすら難しい日が続きました・・
連日船中釣果は2〜8本。
ゼロが出なかったのが奇跡かも(笑)
・・で、ちょっと水の中に動きを感じたのが5月4日。相変わらず難しいものの、良いスポットに魚が差し始めたようで、バイトが増えました。

更に季節の進化を感じたのが5月6日!
この日は、それまでの釣果のほとんどが、シャローへの差し口だったのに対し、遂にシャローフラットフィーディング系で複数のバスが釣れました!
これは明らかに、季節が進んでいる証拠ですね!

しかも、シャローへの差し口では2連続ダブルヒットも!
続々とシャローの魚が増えている実感を得れました。

で、5月8日は午後からの半日ガイドでしたが、ゲスト様1人で11本!
まだまだ桧原湖的には「春爆」とは呼べませんが、いよいよ春爆カウントダウンです!
(そのタイミングで僕は今、TOP50第2戦の練習で山口県と広島県の県境、弥栄ダムに来ています・・皆さん、僕の代わりに春爆しちゃって下さい!!)


ちなみにこの日、クマも見ました(^^)

釣れているルアーとしては、やはり水温変動、水の撹拌で厳しい日が続いたため、よりリアクション要素が大きいダート系シャッドがメイン。
加えてまだレンジがやや深いため、ウルトラスレッジやハイカットDRの出番が多かったですね。
キレ良いダートによる視覚的リアクション狙いのスレッジ。ダート、波動、フラッシングと、複合リアクション的なハイカットという感じです。
ただ、5月6日以降は浅めのレンジのシャッドが有効になって来ました!
その場合は上記2種の浅いレンジ版のスーパースレッジ、ハイカットが出番で、更に水温が上がって食わせよりになって来たら、ソフトジャークのザッガー、ただ巻きのスピードキラーが活躍してくれます。

晴れた風もない。水がクリアアップ・・等ハードルアーでは騙せない時はワーム!
表層ならI字やシャッドテール、中層ならジグヘッドのミドスト、ボトムはネコリグorライトキャロ!
ちなみにボトムの場合、動きがあるネコリグと動きの無いライトキャロで釣果に差が出る事があるので、どちらも試して下さいね!


