榛名湖のスコーンリグが好調
秋田県ばっかりでは破産してしまいそうなので久しぶりに榛名湖へ行ってきました。
快晴の無風~弱風というコンディション。前回はフル防寒で震えながら釣りしてましたが、今回は長袖一枚でOKな感じの好天でした(Tシャツの人も)。
朝イチは各地でボイルが起こってたり周りの景色も新緑が美しくて本当に良いシーズンになりました。
毎度お世話になっている榛名観光さんから出撃。
水はけっこうクリアで満水。

ハルゼミがかなり鳴いてましが、そっち系の釣りは渋め。
途中から久々にスコーンリグを投入したらすぐにバイト!
基本的に表層系ルアーを投げてて、スコーンはたまにしか投げなかったのですが、良い感じに釣れました。

ベイトタックルが苦手という同行者も、スコーンリグ初挑戦でバンバン釣っていたので、この日はスコーンのアタリ日だったと思います。
数年前にプチブームが起こったものの、あんまり「釣れた」っていう話を耳にしませんので、簡単に釣り方を説明します。
(1)使いどころ
県道下や対岸(ひともっこ?)は倒木が多い ブレイクが急なのでオススメできません。それ以外でウイードが生えていてるところはたいていOKです。今時期だと水深は1~3m。
(2)タックル
MHのベイトロッド。ジグロッドでは硬すぎで巻物用では柔らかすぎです。私は基本68MH(テムジン スタリオン)です。
ラインは14~16lbsのフロロカーボン。リールは何でもOKですが、極端なハイギアは巻きが安定しにくいので、この時期は普通のギア比が良いです(夏はハイギアのほうが良い時も多々あります)
(3)ルアー
私は自作ジグですが、市販品ではデプスのハイパーフットボールジグが良いです。また現在品切れ中ですが、ティムコのキャリラバHDも良いです。重さは3/8oz。夏になってディープも狙うようになったら1/2~3/4ozです。
ワームはHIDEUPのスタッガーオリジナルの4インチ。カラーはお好みでOKです。
(4)釣り方
投げて巻くだけです。が、できれば岸と平行に投げると良いです。できるだけ同じ水深をキープするイメージです。岸と直角気味に投げると水深が変わるのでレンジキープが難しいです。ボートのアンカー固定はNGです。同じコースを何度も通すのではなく、常にボートを進めながら進行方向に投げて巻く感じです。巻くスピードはワンキャスト中にウィードに2~3回タッチする感じです。ボートの進みスピードとリールのギア比、ジグの重さで巻くスピードは変わりますが、
・ウィードに刺さりすぎ→もっと速く巻くorジグを軽くする
・全くウィードを感じ無い→巻くのが速すぎorそもそもウィードが生えてないor水深が深すぎ
です。その時々で釣れるライン(水深)が変わるので、同じエリアでも、1mごとにボートを流し直すのがオススメです。魚探がない場合は、着水から着底までのカウントダウンで推測します。
繰り返しますが、何度も同じコースに投げる釣りではありません。もしボートをアンカー固定してるなら、自分から360度探ってみてください。
なお、この先、季節が進んでウィードがモッサリ生えると着底一発で藻ダルマになります。その頃にはウィードアウトサイドエッジより沖の6m以深を狙う感じになります。
(5)バイトとフッキング
バイトは多くの場合、コツコツコツ~みたいな感じです。アベレージサイズが大きい湖では一発でスコっと重みが消えたり、プン!っていうバイトもありますが、榛名湖サイズですと、バスが必死にハグハグ食べてくるような手応えがあります。
そんなバイトがあったら
即、ロッドをバシっと煽ってフッキング!
は、絶対にダメです。あたってる~て感じたら、巻く手を休めずに、ロッドを手前に引きつつもリールを早く巻きます。いわゆる「巻き合わせ」です。その後はひたすらゴリ巻きです。ロッドを踊らせてはダメです。ロッドは固定し、ラインテンションが変わらない事を意識しひたすら巻きます。バスがジャンプしようとしても巻く速さでカバーし一気に寄せます。指定タックルなら50cm以下ならこれでイケます。この方法なら9割バレません。ボート際でロッドをコネるとバレやすくなります。
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榛名湖がメインの方は、ジグとワームの大きさに躊躇するかもしれません。でも、そこでジグを小さくしたりワームを小さくしても意味無いです。それならスピニングタックル ジグヘッドのミドストが良いです。あくまでも、あのボリュームによるアピールとワームが受ける抵抗からの適切なリトリーブスピードができるからの釣りです。また、フックが太いので、MLパワーのタックルや12lbsくらいの細いラインはオススメできません。
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話を今回の釣行に戻します。午後から風が強まってからは表層の釣りがフィーバー。一時はイレグイの場面もあり船中30本弱の楽しい榛名湖でした。

