高梨洋平の桧原湖情報2015 6月下旬編
皆さんこんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。
6月30日までの桧原湖情報をお届けします。

バスにとっての一大イベントであるスポーニングも終盤。ネストを守るオスの姿も少なくなり、湖中でバスの稚魚を見る事が出来ます。よって大部分のバスがアフタースポーン中期~後期の状態となっています。

通常、このアフタースポーン中期~後期のバスは比較的釣り易い状態にありますが、ここ3~4日の天候不順、気まぐれに日替りで向きが変化する強風により、湖の水が撹拌され、現在は少し難しい状況となっています。
加えてこのブログを書いている7月1日は、天候が荒れた事により、ただでさえもなかなか口を使わないバス達が全員総じてド中層スーパーサスペンド。
桧原湖が難しい状況になる時の典型的なパターンとなっています。
これらのバスに口を使わせる手段として、まず挙げられるのはハードプラグのドラッキングですが、今回はあえてやらなかったので、それについてはまた次の機会に・・・。

まあ、おそらくこの難しい状況も数日経てば徐々に回復していくかと思いますので、今回もここ最近好調な釣り、今後もしばらく釣れそうな釣りを書きたいと思います。
まず、今年の桧原湖のスモールマウスは例年とは変わった動きを見せており、例年であればまだまだシャロー~ミドルレンジのウィードが多くのバスをストックしているのですが、今年はワカサギの放流量が増加し数が劇的に増えたため、そんなワカサギを追って例年にないスピードで多くのバスがディープに落ちています。
よって、例年であれば好調を維持するシャロー~ミドルのウィードのポテンシャルは、早くも陰りを見せています。

そんな最近、絶好調だったのは何と言ってもフットボール。連日グッドサイズをキャッチ出来ていました。
基本、フットボールでないと釣れないといった状況はレアケースであり、「フットボールで釣りたい」という気持ちで投げてみて良いかと思います。
当然、風が強く荒れ気味、ベイトに狂喜乱舞し過ぎてルアーに気付きにくいといった状況下ではライトリグにも勝る反応も得られますので、そんな時はフットボールの投げ時です。
最近だと、6月27日がズバりそんなコンディションでしたね。
状況によって、ボトムバンプさせたり泳がせたりといった多彩なアクションは使いますが、基本の食わせ所はボトムでの素早いフォールからの着底ですので、まずは基本のボトムから始めると良いかと思います。
使うフットボールは、障害物の有無によってナカタジグ、エッグボールジグ、ハンツを使い分けます。

同じくディープを釣る上で、やはり大道なのはダウンショット、ライトキャロ、ネコリグといったライトリグ。
ただしこのアフタースポーン期は食性が強く、目の前のワカサギの群れに夢中になるが故に小さ過ぎるルアーは気付いてもらえない場合が多いので、使うルアーは夏~秋に使うマイクロサイズの物よりも気持ち大きめがベター。
最近、ダウンショットとネコリグにはフラッシュストレート4.3インチのテールのみを使用しています。
ネコリグの中層スイミング時の絶妙な存在感が良いですね。
ライトキャロにはGテールサターンがお気に入り。他に同じようなサイズ感で低比重で浮力が高いワームがあればベストです。
また、ここ数日の天候不順、水の撹拌によりタフになってからはいよいよ桧原湖らしい(笑)マイクロワームが威力を発揮して来ました。
昨年から開発中のフラッシュストレート2.2インチで良い釣果を得られていますが、まだプロトなので(笑)市販されている物ではサンスンのカットチューン、ガルプ1インチミノー、アジアダー、ベビーサーディンがオススメです。
シャロー~ミドルのウィードからバスが抜け気味で、ディープのワカサギパターンが好調な一方、バンクの虫、エビパターンはまだ健在です。
ただし特に虫に関しては雨や風の影響をモロに受けやすいので、日によって反応の良し悪しが全く違うため、前日までの雨風の影響も常に頭に置いておく必要があります。
例え当日に雨が降っていなくとも、前日に大雨が降っていたりした場合は、あまり虫を追いかけ過ぎない方が良いでしょう。
いよいよ7月となり、季節は初夏を迎える所ですが、そこは標高800mの桧原湖。朝夕は寒いし雨が降って風が吹けば極寒です(笑)暖かい服装とレインウェアはお忘れなく。

