皆さんこんにちは。桧原湖ガイドの高梨です。

桧原湖を覆っていた厚い氷もだいぶ溶けて来て、いよいよ桧原湖シーズン開幕まであと2週間程となりました!

皆さん準備はよろしいでしょうか?

開幕直後の4月末～5月中頃までは、プリスポーン春爆を狙える、一年で最も熱い?時期!!

季節の進行状態によって開幕が早い年、遅い年はありますが、ここ数年はワカサギの数が増えた事で4月末の開幕からいきなり春爆!という事も起こるようになって来ました。

僕も4月28日からガイドを開始する予定です。

今年も是非桧原湖に遊びに来て下さいね!

今回は桧原湖シーズン開幕直前という事で、開幕直後のプリスポーン期で特に多用するタックルを紹介します。

桧原湖に釣りに来られる際に参考にして頂ければ幸いです。

まず、メイン中のメインとなるのは何と言ってもミノー、シャッド、表層I字系といった小型プラグ!

春の桧原湖を攻略する上では絶対必須です。

基本的に狙う水深とレンジは、水深0～4mの0～3mレンジくらいまでで、細かいレンジ調整ができるように、潜行水深が異なるミノー、シャッドをいくつか持っていく事をオススメします。

あとは、それぞれのレンジでザッガーやハイカットのように、ナチュラルなタイトアクションな物と、ISワスプやスーパースレッジシリーズのように、クランクベイト的なアピールを持つ物や、トゥイッチやジャークで大きくダートする物も使い分けるので、それらのタイプの物をそれぞれ準備出来ればベストです!

上記のシャッドの他に、ミノーならK-1ミノーやX55,アスリート等。

表層ならレーシングワカサギ、アイウェーバー、ジョーダン等が定番です。

ラインはフロロの3～3.5ポンド。もしくはPE0.3～0.4号。

横方向に追わせる釣り程、飛距離は重要になるので、なるべく細いラインで挑みましょう。

プリスポーンのスモールマウスは、それほどダッシュ力は強烈ではないので、気持ち細めのラインでも十分キャッチ出来ますよ。

そして、フィーディングでシャローに上がって来た魚を、バスよりも上の層を泳がして横方向に追わせて浮かせて食わすという、狙いたい魚は小型プラグと一緒だけど、光が強い、風が無い、水がクリア、スポーニング直前等の理由で小型プラグが効かない時は、ジグヘッドのミドストの出番。表層の場合はノーシンカーとなります。

使うジグヘッドは、極軽い物から1/16オンスまで。

ラインはフロロ2.5ポンドがオススメです。(ボートの場合)

ルアーはハドルフライやニードルシャッド、アライブシャッド、スイングベイト等々、3インチ前後のピンテール、シャッドテールとなります。

小型プラグやノーシンカー、ミドストで、バスがボトムから浮いて来てくれない。横方向の早い動きに追ってくれない場合はライトキャロの出番。

ラインはフロロ2.5～3ポンド。シンカーは0.9～2.7gです。

水深が浅い場合や、ボトムがロック帯で引っ掛かりが多すぎる場合はイモノーシンカーの出番となります。

プリスポーン期のこういった底物の釣りは、中層の釣りとは異なり、甘噛みやテールだけ食わえるバイトが多発する時があります。

そんな時は、フックサイズを上げるか、イモのように少しでもルアーを食わえれば、フックポイントが口の中に入るルアーを使う等して対策してみて下さいね。

大きくバッサリと言ってしまうと、以上の小型プラグ、ジグヘッドミドスト、ライトキャロが、プリスポーン桧原湖攻略3本の矢となります。

パターンフィッシングを追い求めて行くと、この3つの使用頻度が圧倒的に高くなります。

なので、とりあえずこの3つのタックルを用意すれば、だいたいの状況に対応できるはずです。

しかし時として、パターンを追い求めていく上で、大型ジャークベイトやクランクベイト、ビッグベイトが爆発したり、サイトでダウンショットを使ってビッグバス連打!!という事ももちろんあります。(笑)

また、パターンを追い求めるのもバスフィッシングですが、「この釣りで釣りたい!!」というのもバスフィッシング。

難しい状況に当たってしまうと本当に難しくなってしまう事もありますが、そんな「この釣りで釣りたい!!」という釣り人の願いやワクワクにも応えてくれて、尚且つそれが時としてパターンフィッシングをも上回る釣果を叩き出す事もある。そんな懐の深さを持っているのも、桧原湖の魅力の一つ。

今年も桧原湖シーズンを大いに楽しみましょう!

高梨洋平なしブログ