同じバスと3年ぶりに再会
みなさん全く同じバスを複数回釣った事ありますか?(ネストのオス以外で)。そんな事聞かれても多くのかたは「無い」と答えると思います。が、厳密には「無い」のではなく気づかないだけで実は「有る」かもしれません。
ワタシは確実に「ある」と言えるのが2回あります。
1回目。


この2枚の写真、まったく同じバスなんです。上が2005年8月11日、下が9月10日に西湖で釣ったバスです。体の面が違うので写真では判別できませんが、完全に同じバスでした。片眼が病気になっているのと、片方のエラが切れちゃっているのですぐに解りました。長さも一緒で、釣った場所も一緒、さらには2回とも同じルアー(ジャバロン160テキサス)という偶然?。2回目も変わった体型をしていたバスで、すぐに解りました。というわけで、体に特徴があるバスだと、同じバスだと気づくケースがあります。
長い前振りをしてここから本題です。以前、河口湖に住んでいて、毎日西湖で釣りをしていた頃のお話。体の上半身が真っ黒に染まった1匹のバスが居ました。2004年の春にあるワンドの奥で何度か見かけ、すっかり顔なじみに?そして、翌年の秋にはワンドから出たストレッチで数回見ました。その時は30匹くらいの群れに混ざってましたが、異様に真っ黒なのですぐに判別できました。彼を釣ったことは無いんですが、一方的に顔見知りだったワケです。
で、先日、西湖へ行ったとき、なんと!そのバスが居たんですよ。最初に見たワンドの奥で。3年ぶりに再会です。彼は少し成長して40cmくらいになっていました。「まだ生きていたか!」とちょっと感動。でも、かなり体調が悪そうで気の毒でした・・・・。
と言うわけで、西湖は決して広い湖ではありませんが、意外にも釣り人が判別できないだけで同じ個体を釣ったり、狙ったりしているのかなーって思ったお話でした。

