秋の西湖 ちょっとオカッパリ
今日は河口湖へ出張でした。業務終了後、せっかくの小雨なのでお隣西湖へオカッパリしに行きました。
以前の記憶を頼りに、今時期はここが釣れるハズ!いや、こっちか?いや・・・。と、数カ所まわってみるものの、ワタシのルアーを追うバスも見えバスも殆ど無し。こんな釣れそうな天気なのに・・・。こりゃピンチ?
過去のこの時期、表層系がダメだった時、強烈に釣れた記憶があるのは
(1)ジャバロン160のヘビーテキサスちょっとスイミング~急激にフリーフォール~ボトムでグンニャリ倒れた時にバイト集中
(2)TN70腕が壊れるほどの限界高速リトリーブ
の2つなんですが、さすがに数ヶ月ぶりに来た西湖。どーしても弱気でスピニング1本勝負になっちゃいます。
ただし浮いてくる魚は居ないものの、ボトム付近をウロウロしてる子バス複数と単発の良いサイズがポツポツ。予備で1本だけ持ってきたアライブシャッドのダウンショットでとりあえず小さいのを1匹キャッチ。

TN70を投げたいんですが、ワンド2つ歩いてて、クルマは遙か彼方。戻りながら表層系で狙うも、その後は再びダメダメ。浅いところにも上がってはきてますが、上方向に興味無しの模様。こうなるとお手上げです。
クルマに戻ったのが17時50分。あと5投は出来そうな明るさ。ってことで、最後にベイトタックルを準備。TN70は持ってきてなかったので、唯一代用可能なTDプロズバイブ107Sをセット。
どシャローのガレ場へ横方向にフルキャスト。腕が壊れるくらいの超高速リトリーブ。バイブレーションがたまに岩に当たる「ガッ」の感触が、「ズッ」に変わりました!無我夢中でランディング。

そんなに大きくは無かったのですが、このヒットは一生記憶に残ると思います。
いやーやっぱりバス釣りは最高に面白いですね~
秋にオススメ!OMS搭載バイブレーションの限界高速巻き
そんな感じで、秋の西湖にこの釣りは有効です(10月下旬~11月は再び表層の釣りが効きます)。アウトメタルシステム搭載のジャッカルTN70(50,60は泳ぐレンジが浅くなりちょっと向いてません)かTDプロズバイブ107Sを思いっきり岸沿いに投げてピックアップよりも速い、限界のスピードで岩に当てながら巻いてみてください。岩の「ガ」が「グ」に変わります。OMSでない普通のバイブレーションだと岩に挟まったり、速さにルアーが負けて寝ちゃったりして向いていません。
今日は時間が無く1匹でしたが、釣っている自分が一番ビックリするくらい連発することも。引くコースの関係でこの釣りを効果的に出来るのはオカッパリです。中途半端なスピードだと岩に挟まります。くれぐれもMAXスピードで引いてくださいね。速ければ速いほど釣れます。ただしその分腕が疲れます(笑)。あと、あまりにもハイアピールの釣りなので、スパイス的に投げるか、常に移動しながら巻いてください。一箇所で粘るのは厳禁です。
岩が無い場所では、岬がらみのウィードの外側に投げて一旦着水させて、MAXスピードでウィードに当てて思いっきり外すと「ゴン!」って来ることも多々あります。この時はウィードを切れるMHくらいの硬いロッドが必要です。
※余談1:ワタシはこの釣りの為にジリオンSHを買いましたが、ちょっとスピードが速すぎでさすがのTN70も寝ちゃう程でした。普通のギア比でOKです。
※余談2:この釣りはバイト時の衝撃が凄いです。ズドン!とリールの回転を止められるので、リールのツマミから指が離れがちです。意識的にノブを強く摘むと何故か釣れません・・・。指が離れるとフッキングミスの確率が上がります。雨の日は特に滑るので、ノブに滑り止めがあると良いです。

