【秋の川】
前日夜9時まで行こか行くまいか迷った。なぜかというと数日前から冷たい雨が降ったりやんだり。
別に雨に濡れるのが嫌なんじゃなくて、いつもの川が増水や濁流に変わっては釣りにならないからだ。
降り方を見ると水量は増えないまでも【流れ↑と濁り】は避けられないだろうな・・迷った・・
前日仕事を終え帰宅の際、当日は管釣り予定のm.c.H.Tより電話・・
『アシタ、カンツリイクノヤメタ、ワタシ、カワ、イキタイ。シュギョウスル』
今回はお客様とも予定が合わずしかたなく単独での釣行のつもりだったので、快くOK。釣りに行くことに。

現場に着くとやはり流れ1.5倍↑。濁りもキツイ。天気は快晴。ひとつ心配は北風。
水温はスタート地点14℃、下流に下るにつれて12℃台といったところ。
まずは際下流部よりスタートする。
見えるテトラの穴にワームを落としたいところだが、前回釣行時m.c.H.Tに『テトラツレナイ、ソノツリ、チガウ。』
なのでパス。一段、2段下を狙う。私は3/4オンスのスピナーベイトで沈みテトラを狙い。m.c.H.Tのほうはサスペンドシャッドやメタルバイブで広範囲に探る。

さて今回も私達は一からバス探しをしたわけだがすでにこの川は【冬】なのか【秋】なのか?
例年11月に入ると全く釣れない。私自身もうこの川は【冬】だと勘ぐった。用意したのはディープクランク、ヘビーウェイトのフットボール、スローロール用のスピナーベイトなど・・
一方m.c.H.Tはまだまだ【秋】を主張。事実用意していたタックルもシーズン中となんら変わらず。
そのタックルのひとつはアライブシャッド4インチにちっこいジグヘッド。表層~中層系のハイシーズンとなんら変わらぬタックル。なぜかロッドは管釣りロッド。しかしこれが後に大活躍することとなる・・

最下流部ではベイトっ気もなくイマイチ。普段はやらない魚探がけもやってみたが×北風も吹き始めてきた。
秋~冬にかけて北風がきつく吹くこの川は【風裏】を探すのも一苦労。しかし良く観察すれば微妙に避けれるストレッチ少なからずある。そのストレッチに点在するテトラで初バイト!→ミス!(本日これで終了。)
そして徐々に釣り上がったが眠気くなってきた。。
シーズンを通していろいろな魚が溜まり放題だった旧河川との水門を隔てた合流点で船長交代・・そして気絶。
『ネット・・・ネット・・』と誰かが私を呼んでいた。夢かと思ったら船長代理がすでにファイト中!あわててネットを手に取り無事ランディング。
『すげぇぜm.c.H.Tさん。お見事』
テトラに絡んだベイトを確認しての判断。アライブシャッド4インチ中層スイミング。例のタックルで。。

『俺も釣りてぇ・・』私は残念ながらスピニングを握る気ゼロだったのでディープクランキングを強引に敢行。

やはり私には何も起こらず。そしてある橋付近に差し掛かったとき今まで見たことも無いような巨大なテトラの張り出しを発見。(積み重なったテトラの塊がステージ状に張り出している)これは釣れそう・・
『キタッ!!!!!』

後ろに・・・ またまたランディング係!無事ネットイン。再びアライブシャッド カンツリロッド。
中層スイミング。

結果は私ゼロ。m.c.H.T2匹。 私自身、釣れなかったが貴重な経験となった釣行100%
【秋】を意識したm.c.H.Tと、【冬】を勘ぐった私との差がこの2匹。
さてこれを書いている間にもどんどん季節は冬に近づいていってしまっています。皆さんもどんどん釣りに行きましょう!
今回の釣行でのキモを発見したような気がしたそれは【観察すること】水面や水鳥、なども含めバスを見つける上で重要な事であることがわかった。詳しくは後ほど・・

